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段ボール組み立て時の思わぬ盲点!

お客様の声から気付いたこと

段ボール・包装材コンシェルジュ、パッケージアートの高橋です。

先日、とあるお客様から「届いた商品を組み立てたところ、隙間がかなり空いてしまった。これで正しいのでしょうか」とご連絡がありました。
お買い上げいただいたのはパネル・額縁用ダンボール箱です。

パネル・額縁用ダンボール箱

中身を入れたときに箱が膨らむことを想定し、身とフタとの合わさり具合に余裕をみていますが、お客様からいただいた組み立て画像を見てみると、たしかに正しい完成形とは異なる形状。
スタッフで改めて検証してみました。

[隙間が空いてしまった状態 ※自社撮影]

どうしてこのようなことが起きたのか。誤ったサイズのまま製造してしまったのではないか、なんてことを考えていると、あるスタッフから「裏表を逆に折っているかもしれないね」と助言をいただきました。

[段ボールシートには表と裏があります。上記のうっすらと筋が入っている面が裏です。]

それを聴き、最初は「そんなことあるんだろうか?」と思ったものの、念のため、裏表を逆にして組み立てを行い、お客様に再度確認をしてみる事に。
すると明確な違いが出てきました。

 

[左:正しい折り方 ・ 右:誤った折り方]  右は左よりも筋が濃く見えます。

その後、お客様からご連絡あり、検証のように「裏と表を逆にして折っており、改めて正しい組立をしたところ、問題なく使用できる状態になった」とのことでした。

この一件で学んだことがいくつかあります。

1つはお客様にわかりやすく、商品を説明する必要があるということ。
この説明でいいだろうと思っていても、お客様に伝わらなければ意味がない。
自分だけで完結するのではなく、他のスタッフにも確認をしてもらい、よりわかってもらえるように努めていければいいと思います。

もう1つが、あらゆる可能性があるということを考えに入れておかないといけないということ。

お客様からご連絡をいただいた時に`裏表を逆に折る`という可能性は頭に全くありませんでした。
他のスタッフから「前にも似たようなお客様の声があった」という話を聞き、
こちらが前提としているものが、お客様からしてみれば知らないことであるということがぽっかりと抜けていたと感じました。

今回の件は、製品・ダンボールについて考えさせてもらえる良い機会だったんじゃないかと今になって思います。