生産者視点だけでは見落とすサイコロ型
2014年発売製品。
それまでは発泡スチロールで3辺200mm角、300mm角、400mm角サイズは販売していました。
ただ、ふと周りを見ると正方形の段ボールがほとんど無いことに気が付きました。
「組立式の小箱」なら割とありますが「A式」で60サイズ以上はほとんど見当たりません。
これには理由があります。
- ・正方形の中身を梱包するニーズがそこまで多くない
- ・材料コストがかかる
- ・生産時に扱いにくい
→ 箱を畳んだ時に両面のフラップ(フタ)がぴったり合わさり不要な箇所で折れやすい
たしかに大量に出るわけではないのですが
それでも正方形の製品梱包ニーズはありますし、サイコロ型はディスプレイ用途に使われるなど、消費者視点を加えると魅力的な形状です。
社内でも「扱いにくいし、一般的でない。」という声はありましたが、面白い広がりを見せてくれている製品です。