模型とパッケージ、意外な共通点とは?
模型・ホビー業界のお客様とも多くお取引がある当社。
業界をもっと深く理解するため、先日「鉄道模型コンベンション」に足を運びました。
会場に一歩入ると、色とりどりの車両や、街並み・山並みを精巧に再現したジオラマがずらり。通り過ぎるたびに、職人や愛好家の方々が情熱を込めて語る声が聞こえてきます。
素材選びや加工方法、レイアウトの構想から仕上げまで
――そのこだわりは、まるでパッケージ設計の現場と同じ熱量です。
今回は、ジオラマ土台用木材を扱う「北野工作所」様から伺ったお話から感じた”つつむ”ストーリーをご紹介します。
ご紹介企業
北野工作所 様
住所:〒433-0023 大阪市天王寺区味原町4番18号
TEL:06-7501-9723


合板で“一枚物”に見せる技術
説明で興味を引かれたのは、合板を重ねているのに継ぎ目を感じさせない仕上げです。
断面の層が自然に見え、見た目はまるで一枚板。
これはジオラマの土台を軽量化しつつ強度を保ち、さらに高級感を演出するための工夫です。
魅せるための意匠性
――その両立は、私たちのパッケージ設計にも通じる考え方です。

ダンボールの“波”を隠す工夫
パッケージ業界では、ダンボールの断面に見える波形(フルート)を隠すことで、より洗練された印象を与える技術があります。
例えば画像のように、ダンボールを折り込んで額縁のような形状にすると、特有の波形を見せずフラットで上質な外観になります。
これは合板の断面を自然に見せるテクニックと似ており、保護性、視覚的価値を高めるという共通の発想が見られます。
素材や形は違っても、ひと工夫が製品の印象を大きく変える
――そんな共通点を感じました。
ホビー用品向け資材提案から高付加価値化まで幅広く対応。
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