C式:かぶせ式 C式:かぶせ式 「The 貼箱」身箱と蓋の2つの構成で、貼箱の中で最も一般的な形状の箱。 長所 他の形状に比べ、様々なサイズに対応できる。蓋もすっぽりと被せてフラットなシルエットにしたいのか、浅めにして開けやすくするのか、浅深自在に変えられる。深さのある蓋の場合、じわじわと開くことになるので、商品を見るまでの期待が高まる。高級志向な貼箱の中でも比較的低コストで実現可能。製作しやすいため、既製品も他の形状に比べて多い。 短所 一般的な形状の箱ゆえに流通量は多い。無地の場合は無個性になってしまう場合もあるが箔押・印刷を行うことで、見た目を大きくを与えることができる。 使用シーン 構成が身と蓋だけでシンプルな定番形状のため、使う紙や印刷で中身の雰囲気、世界観にフィットさせやすい。中身の邪魔をしない。そのため業界やジャンルに関わらず、幅広く使用される。とりあえず箱が必要、というビギナーから素材にこだわるプロまでを受け止める懐の深さがあると言える。 事例 鞄、ボトル:大きいサイズでも作成しやすく重量のあるものも厚みのある材料で加工しやすい。逆にかぶせ式でないと作れないこともある。ギフトノベルティ(高級時計など):紙や印刷により1,000円代から数十万円代の商品に対応 コスト サイズや内容にもよるが、1,000個程度までは抜型を使わず製作できる。箔押を行う場合は別途「箔版代」と「箔押代」が必要。(箔押代は通常、箱代に含めて算出) 事例集 製作中 PACKAGE ART の箱づくりの特徴 豊富な紙の種類 選べる色、テキスタイル 資材の自由度 印刷、箔押し