凸式、マウント式
凸式、マウント式
- かぶせ式の身箱(下)の底部分に、一回り大きい板を貼った形式の箱。
- 貼る板は蓋サイズに合わせ、ストッパーの役目を果たし、身箱よりもはみ出ている。
- かぶせ式と印籠式との中間的ポジション。
長所
板がストッパーの役目を果たすので、かぶせ式と比べ蓋の深さを深く調整することができる。それにより、身箱を浅くできるので商品を箱にすっぽり隠すことなく包装でき、商品の全体像を見せやすい。(陳列しやすい。)
身箱が低くできるので、蓋との接地面が少なく開けやすい。
かぶせ式で生じる蓋(上)と身箱(下)の段差が無くせるので側面がフラットになり、シャープに見せることができる。
かぶせ式に比べてコストは上がるが、印籠式よりは低コスト。
短所
蓋が深く身箱の深さが低い場合は、蓋側面に負荷がかかるので重量物に適さない。
側面がフラットなので、どこから開くのか分かりにくく、扱いによっては身箱(中身)が落下するリスクがあり注意が必要。
使用シーン
・身箱を浅くし、蓋を開けてすぐに陳列することができるためジュエリー、宝飾品の全体像を見せる際に適している。
事例
- かぶせ式よりも一般的でないので、かぶせ式よりも目立たせワンランク上げたい時
- フラットになるので、シャープなイメージを出したい時
コスト
- サイズや内容にもよるが1,000個程度までは抜型を使わず製作できる。
- 箔押を行う場合は別途「箔版代」と「箔押代」が必要。(箔押代は通常、箱代に含めて算出)
- 身箱に板を貼るコストが加わる分、かぶせ式に比べると上がる。
事例集
製作中