整いすぎないからこそ伝わるリアルな印象
前回に続き、先日訪れた「鉄道模型コンベンション」で心に残った商品をご紹介します。
会場を歩く中で目にとまったのは、ジオラマの道路に「止まれ」「バス停」や「制限速度表示」といった標識を再現できるスタンプ。身近な風景が小さな世界に手軽に再現できる、そのユニークさに思わず惹き込まれました。
当日は販売元の DioramaBox さんともお話をする機会があり、その内容を今回のメルマガでご紹介いたします。
ご紹介企業
DioramaBox 様
ECサイト:https://dioramabox.official.ec


シールからスタンプへ
“かすれ”が生むリアルと、パッケージ印刷との共通点
従来、道路標示の再現にはテープやシールを使うのが主流でした。
美しく仕上がる一方で、切り出しや位置合わせに手間がかかるのが難点でした。
そこで登場したのがスタンプ。
押すだけで仕上がるため作業時間は大幅に短縮され、制作のハードルが一気に下がりました。さらにスタンプ特有の“かすれ”が加わることで、よりリアルな雰囲気を演出できるのも大きな魅力だそうです。

ダンボールの“波”を隠す工夫
実はこの“表現の妙”は、当社が日常的に行っているパッケージ印刷にも通じています。
例えば段ボールへのフレキソ印刷は、にじみや粗さが出やすく精緻な再現には不向きですが、その素朴でやわらかな質感が商品の世界観やブランドイメージを際立たせます。
大切なのは目的や演出に応じて最適な質感を選び取ること。
印刷や加工の工夫により、色合いや質感を安定して再現しつつ雰囲気を効果的に演出でき、その積み重ねが商品の魅力を一段と高めます。
ホビー用品向け資材提案から高付加価値化まで幅広く対応。
個別相談は無料、アイデア段階からお気軽にどうぞ。
少ロット・特注対応OK
箔押/印刷/ウレタン/仕切りまで自由自在
イメージ段階でも気軽に相談OK!








